人間ドック・健診

人間ドックのご案内

検査項目

1日ドックの検査項目

 
2日ドックの検査項目 <大腸内視鏡検査コース>
1日ドック (日帰り) に下記の検査が追加になります。
【大腸癌早期発見】大腸カメラ検査コース
  • 大腸カメラ (ファイバー) 検査

  • 運動負荷心電図

  • 腫瘍マーカー検査 (CEA)

 

費用

ご案内
現在、新しい健診料金へ移行しておりますが、まだ変更となっていない部分がございます。
全ての料金体系ができ次第、ホームページ上の人間ドックの費用も変更記載致します。
利用者の皆様には大変御迷惑をおかけ致しますが、若干の料金体系の変更があるため、詳しくは健康管理センターにお電話、お問い合わせ頂けますようご案内致します。
098-867-3969(健診センター)

 

費用と宿泊施設について
団体割引があります。2,160円引きとなります。
1日(日帰り)ドック
個人様:  32,400円
5名様以上:30,240円
2日(宿泊)ドック<大腸カメラ検査コース>
個人様:  52,920円
5名様以上:50,760円
2日間コース受診の場合は、ホテルサン沖縄での宿泊となります。
その際は、追加料金5,400円を加算致します。
ホテルサン沖縄のサイトはこちら 
 

オプション検査

オプション検査および費用
完全予約制です。ご希望の方は、前もってお電話でご予約ください。
098-867-3969健診センター) 
 
脳ドック検査
費 用:21,600円
検査日:毎週水曜日・金曜日の午後、1日2名様限定
対 象:79歳以下
肺がんCT検査
費 用:10,800円

  • ・胸部X線直接撮影では診断の難しい初期の肺疾患などの早期発見
  • ・当院における胸部CT検査と比較して放射線量は約1/10の低線量で撮影

腹部CT検査
費 用:10,800円

  • ・上腹部臓器(胆のう・膵臓・賢臓・脾臓)の形態的変化や各種病変、腹水の有無などの発見

血圧脈波検査(PWV/ABI)
費 用:2,160円

  • ・動脈硬化の早期発見の為の検査で血管の硬さや詰まりを診断

骨密度検査
費 用:4,320円

  • ・骨粗しょう症などの骨の老化を診断する検査

前立腺癌検査(PSA)※男性のみ
費 用:2,160円

  • ・初期の前立腺癌を血液検査で診断する検査

子宮頚部癌検査(細胞)※女性のみ
費 用:3,240円

  • ・子宮頚部の診断をする検査

乳癌検査(マンモグラフィ)※女性のみ
費 用:3,240円(1方向)
    5,400円(2方向)

  • ・動脈硬化の早期発見の為の検査で血管の硬さや詰まりを診断

 

予約・受診案内・注意点

1)ご予約
予約受付時間

    • 平 日:9:00~16:30

    • 土曜日:9:00~11:30

    • 検査日月曜日~金曜日になります。(土・日・祝祭日は休み)

予約申込み

    • お電話で受診日や胃カメラ検査、オプション検査等のご予約をお取り下さい。

    • 098-867-3969(健診センター) 

    • 電 話:098-867-2116 (代表)

    • FAX:098-868-0304

予約の変更

    • 予約の変更は受診日の3日前までにご連絡下さい。

 
2)受診にあたって
問診前の記入

    • 当日の検査結果と日常生活の状況を合わせて総合的に判断。

    • 大切な項目ですので、もれなく記入下さい。

検査前日

    • 夕食は午後8時頃までに済ませて、それ以降は何も飲食しないでください。

    • 飲酒も避けてください。

    • 但し、水のみ夜12時までは飲んでも構いません。

検査当日

    • 朝食はもちろん、<お茶・水・ガム・たばこ>は一切とらずに、空腹の状態でお越し下さい。

    • 治療中の薬については、かかりつけの医師にご相談の上受診下さい。

来院時間

    • 午前8時までに、2階健康管理センターへお越し下さい。

 
3)当日持参いただくもの

  • 人間ドック問診票

  • 胃カメラ問診票 (胃カメラ検査を受ける方のみ)

  • 当日採取の便、尿 (氏名、月日の記入確認)

  • 健康保険証 (胃カメラ検査で組織検査やお薬処方時に必要です)

  • 共済組合、健康保険組合より病院提出用書類 (必要時)

  • お薬の説明書、現在内服中のお薬 (治療中の方のみ)

  • めがね (普段ご使用のメガネをご持参下さい)

  • ハードコンタクトレンズ使用の方は、レンズケースもご持参下さい。

  • 女性の方はなるべく肌着や金具なしのTシャツをご持参ください。

 
4)台風時の診療について

    • 暴風警報が発令され、公共バスの運行が停止となった場合、皆様の安全のため、健康管理センターは休診となります。

    • なお、ご不明な時は必ずお電話でご確認下さい。

    • 098-867-3969健診センター)

 

一般健診のご案内

(一般)健診のご案内

一般(定期)検査の対象者
一般健康診断
健康診断は1年以内ごとに1回、定期的に行うことを労働安全衛生法で義務付けられています。
健康異常の早期発見などが主な目的です。
身長、体重、血液検査など検査項目は全部で11項目を中心に行われます。 
主に会社勤めの方が対象となります。 
人間ドック
人間ドックは法的には定義されておらず、完全に自由意思、個人負担となります。
こちらも同じく異常の発見を目的としています。
人間ドックの方が、より細かな検査項目の追加があるのが一般的です。
 
健診の種類と主な検査内容
全国健康保険協会管掌健康保険生活習慣病予防健診

健診の種類と
対象者

主な検査内容

一般健診

35歳から74歳未満の方

・問診
・身体計測(身長・体重・標準体重・BMI・腹囲測定)
・視力
・血圧測定
・聴力(オージメータ1000Hz、4000Hz)
・胸部レントゲン
・胃部レントゲン撮影(直接)
・安静時心電図
・尿検査(蛋白・潜血・糖・ウロビリノーゲン)
・便潜血反応(2日法)
・血液一般検査(赤血球数・白血球数・血色素量・ヘマトクリット)
・肝機能(γ-GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP)
・血中脂質(総コレステロール、中性脂肪、HDL-c、LDL-c)
・空腹時血糖
・尿酸
・腎臓(クレアチニン)

付加健診

一般健診を受診する
①40歳の方
②50歳の方

・血液学的検査(血小板数、末梢血液像)
・尿沈渣顕微鏡検査
・眼底検査
・肝機能(総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、LDH)
・膵臓(血中アミラーゼ)
・肺機能検査
・上腹部超音波検査

子宮頸がん検診

20歳から74歳の偶数年齢女性(※1)

・問診
・細胞診

乳がん検診

40歳から74歳の偶数年齢女性(※2)

・問診
・視診
・触診
・乳房エックス線(マンモグラフィ)検査

 (※1)

    • 20歳から38歳の偶数年齢の方は単独受診可。

    • 40歳から74歳の偶数年齢のかたは単独受診不可、一般検診とセットでの受診となります。

(※2)

    • 40歳から48歳の偶数年齢の方はマンモグラフィ(2方向撮影)、50歳から74歳の偶数年齢の方はマンモグラフィ(1方向撮影)となります。

 

健康診断の検査項目・コース料金


 

健康診断のオプション検査・料金

上腹部超音波検査
費 用:4,320円

  • ・上腹部諸臓器の各種病変などを診断する検査

骨密度検査
費 用:4,320円

  • ・骨粗しょう症などの骨の老化を診断する検査

肝炎ウィルス検査
費 用:2,160円

  • ・B型肝炎やC型肝炎の感染を診断する検査

眼底(両眼)
費 用:864円

  • ・眼の血管を観察し、動脈硬化や糖尿病、網膜など眼の病気を診断する検査

眼圧(両眼)
費 用:432円

  • ・緑内障などの診断をする検査

血中抗ヘリコバクターピロリ菌IgG抗体検査
費 用:2,160円

  • ・「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「慢性胃炎」「胃癌」の原因と考えられる菌の有無を診断する血液検査

前立腺癌検査(PSA)※男性のみ
費 用:2,160円

  • ・初期の前立腺癌を血液検査で診断する検査

子宮頚部癌検査(細胞診)※女性のみ
費 用:3,240円

  • ・子宮頚部の診断をする検査
  • ・機械の体重制限により体重100Kg異常は受けることは出来ません

乳癌検査(マンモグラフィ・1方向)※女性のみ
費 用:3,240円

  • ・触知不能な乳がんや初期の乳がんに特徴的な微細な石灰化などの検出に有用な検査
  • ・左右の横方向撮影

乳癌検査(マンモグラフィ・2方向)※女性のみ
費 用:5,400円(2方向)
・触知不能な乳がんや初期の乳がんに特徴的な微細な石灰化などの検出に有用な検査
・左右の上下方向撮影と左右の横方向撮影
 

予約・受診案内・注意点

1)ご予約
予約受付時間

    • 平 日:9:00~16:00

    • 土曜日:9:00~11:00

    • 検査日月曜日~金曜日になります。(土・日・祝祭日は休み)

予約申込み

    • お電話で受診日や胃カメラ検査、オプション検査等のご予約をお取り下さい。

    • 098-867-3969(健診センター) 

    • 電 話:098-867-2116 (代表)

    • FAX:098-868-0304

予約の変更

    • 予約の変更は受診日の3日前までにご連絡下さい。

 
2)受診にあたって
問診前の記入

    • 当日の検査結果と日常生活の状況を合わせて総合的に判断。

    • 大切な項目ですので、もれなく記入下さい。

検査前日

    • 夕食は午後8時頃までに済ませて、それ以降は何も飲食しないでください。

    • 飲酒も避けてください。

    • 但し、水のみ夜12時までは飲んでも構いません。

検査当日

    • 朝食はもちろん、<お茶・水・ガム・たばこ>は一切とらずに、空腹の状態でお越し下さい。

    • 治療中の薬については、かかりつけの医師にご相談の上受診下さい。

来院時間

    • 午前8時までに、2階健康管理センターへお越し下さい。

 
3)当日持参いただくもの

  • 問診票

  • 胃カメラ問診票 (胃カメラ検査を受ける方のみ)

  • 当日採取の便、尿 (氏名、月日の記入確認)

  • 健康保険証 (胃カメラ検査で組織検査やお薬処方時に必要です)

  • 共済組合、健康保険組合より病院提出用書類 (必要時)

  • お薬の説明書、現在内服中のお薬 (治療中の方のみ)

  • めがね (普段ご使用のメガネをご持参下さい)

  • ハードコンタクトレンズ使用の方は、レンズケースもご持参下さい。

  • 女性の方はなるべく肌着や金具なしのTシャツをご持参ください。

 
4)台風時の診療について

    • 暴風警報が発令され、公共バスの運行が停止となった場合、皆様の安全のため、健康管理センターは休診となります。

    • なお、ご不明な時は必ずお電話でご確認下さい。

    • 098-867-3969健診センター)

 

特定健診等のご案内

特定健診・特定保健指導の目的

特定健診・特定保健指導は、メタボリックシンドロームを早期発見し、生活習慣病を予防・改善することを目的として平成20年度から各医療保険者へ義務づけられた制度です。
 

対象者・期間・料金

対象者
国民健康保険加入者で年齢40~74歳の方(75歳以上は長寿健診となります)

  • 那覇市では20・30代の方に対しても、特定健診と同様の内容で「健康診査(旧20・30代健診)」を実施しています。 対象者は那覇市国保に加入している20~39歳の方となります。(詳細は那覇市特定健診課にお問い合わせ下さい)
  • 那覇市国保に加入している方でも、職場で健診を受けることができる場合には、職場の健診を受けていただくことになります。
    健診結果は特定健診課へご提出下さい。
    特定保健指導の支援が必要な方には、文書等でご案内していきます。

 
受診期間
平成25年度の受診期間:平成25年4月1日~平成26年3月31日 (要確認)
 
料 金
特定健診・特定保健指導は無料です。
(対象者40~74歳で国保加入者の方のみ)
 

健診のご予約

  • ご自身が対象者であるかご確認下さい。

    【年度途中に75歳になる方へ】

    健診期限は、誕生日の前日までです。75歳になると特定健診ではなく、長寿健診の対象になります。詳しくは那覇市国保長寿医療課にご確認ください。

  • 各自で当院健康管理センターに電話にて直接予約して下さい。
    「がん健診」とあわせて受診ができます。

    098-867-3969(健診センター) 

 

健診内容 

1)基本的な健診

    • 問診

    • 身体測定(身長、体重、BMI、腹囲)

    • 診察

    • 血圧測定

    • 尿検査

    • 血液検査

 
2)詳細な健診
前年度の特定健康診査の結果等において、血糖、脂質、血圧及び肥満の全てについて、基準値を超えていた方で、かつ、医師が必要と認めた方になります。

    • 貧血検査(医師が必要と認めた方)

    • 心電図検査

    • 眼底検査

 

検査後の通知

健診から約1か月後、健診センターから結果をお知らせします。

  • 結果通知は、那覇市特定健診課にも報告され、支援の準備をします。

    保健指導の支援が必要な方に対して、特定健診課より文書等で連絡します。

  • 健診結果をもとに保健師等が各自に合わせた生活習慣改善の支援を行います。

 

がん検診のご案内

検診の種類・自己負担額

那覇市民で職場の検診がない方。
がん検診の種類はこちらでご確認いただけます。
 那覇市・がん検診のページ 
 

受診券の申請

受診券の申し込み
市役所(健康推進課)へ受診券を申し込みます。
窓口または、お電話でお申し込みください。
那覇市の申込先

    • 健康推進課
      電話:(098)862-9016

    • 那覇国民健康保険加入者は国保長寿医療課へ
      電話:(098)862-4262

申し込み期間

    • 平成25年4月1日(月)から(平日のみ)

受付時間

    • 午前8時30分~午後5時(正午~午後1時は受付しておりません)
    • <下記の方には、受診券を事前発送しています。各自ご確認下さい>

 

    • 平成23年度または平成24年度にがん検診を受けた方

    • 20、25、30、35歳の女性(平成26年3月31日時点の年齢)

    • 40、45、50、55、60、65、70歳の男女(平成26年3月31日時点の年齢

    • 2年間検診を受けないと事前発送されなくなりますので、毎回受診するようにしてください。

 

検診の期間と流れ

検診期間(平成25年度)※要確認
2013年4月1日(日)~2014年3月31日(日)
※受診には受診券と当院の予約が必要です。
 
)予約方法
当院健診センターにご希望の検査内容、検査日時をご予約下さい。
予約なしで受診はできません。
人数に制限がありますのでご希望日に添えないことがございます。予めご了承ください。
098-867-3969健診センター) 
 
)受診に必要なもの
受診券
健康保険証(あなたが病院へ行くときに持っていく健康保険証)
生活保護受給者は「生活保護受給証明書」
その他、予約のときに病院から指示されたもの(問診票など)
 
)健診を受ける
予約日に、検診を受けてください。
 
4)検査後の通知
健診結果は約1か月後、健康管理センターから郵送にて結果をお知らせします。

  • 検診結果は、通知に時間がかかります。
  • すでに症状のある方は、検診ではなく、診察を受けることをお勧めします。

 

検査値でわかること

身長・体重

体格指数BMI(body mass index)
身長、体重、体格指数BMI(body mass index)を計測します。
検査でわかること
BMIの値で太っているか、痩せているかがわかります。
計算方法
体重÷身長÷身長で算出します。

体格指数<BMI>(単位:kg/㎡)

低体重

基準値 要注意
18.4以下 18.5〜24.9 25.0以上(肥満)

 

血圧測定

収縮期血圧
血圧は通常、上腕で測定します。
血圧は測定した部位の動脈の圧力がどれぐらい強さがあるかを水銀の高さで示した値です。
心臓が最大に収縮して血液が動脈に押し出されたときに血管壁にかかる圧力を収縮期血圧(俗に上の血圧)といいます。
拡張期血圧
心臓が拡張して、血管壁に戻ってきた血液を貯めこんでいるときに血管壁にかかる圧力を拡張期血圧(下の血圧)といいます。
血圧のこと
前日の寝不足や測定時の緊張により値が上昇しますし、常に変動します。
当院では来院時としばらくおいて2回測定するようにしています。
 
検査でわかること
心臓のポンプ機能や血管の状態が正常かどうかがわかります。 

収縮期血圧(単位:mmHg)

基準値

要注意 異常
129以下 130〜159 160以上
拡張期血圧(単位:mmHg)

基準値

要注意 異常
84以下 85〜99 100以上

 

高血圧
高血圧は肥満とも密接な関わりがあります。
体脂肪量がふえると、全身に送りだす血液の量がふえ、心臓の負担が大きくなります。
また交感神経機能を高めて体液量が増えて血圧が上昇します。
血管に常に必要以上の圧がかかるため、動脈硬化の進行を早め、心筋梗塞・脳卒中・下肢の動脈閉塞、脳出血、動脈瘤の発生を増加させます。
 

腹囲測定

メタボリック症候群の指標として腹囲測定があります。
腹囲は内臓脂肪の状態を反映すること

腹囲サイズ(cm)

性別

基準値 肥満
男性 85cm未満 85cm以上
女性 90cm未満 90cm以上

 

「メタボリック症候群」の考え方
基本的に、「痛い」とか「辛い」といった自覚症状に乏しいのが生活習慣病の特徴です。
症状が出る頃には動脈硬化が進んだ状態となっていることが多くあります。
如何に自覚症状のない時期に、早期にこの病態を見つけだし、改善することを「合併症予防」に目標がおかれた指標として設定されました。
 
「メタボリック症候群」の基準
腹囲男性85cm、女性90cm以上が必須。
かつ、

    • 血圧130/85mmHg以上
    • 中性脂肪150mg/dL以上またはHDLc40mg/dL未満
    • 血糖110mg/dL以上

の3項目中、2項目以上が当てはまる。
 
治療目標
メタボリックシンドローム(代謝症候群)の場合、動脈硬化の発生・進展防止が治療目標となります。
そのための脂肪蓄積の進行防止・解消を目的に、

    • 食事療法による摂取カロリーの適正化

    • 脂肪燃焼を促す目的での運動療法

が基本となります。
更に、食事・運動といった生活習慣の改善にも解消されない危険因子(耐糖能異常、脂質代謝異常、高血圧など)に対しては、薬物療法を並行して実施する場合もあります。
また、喫煙は個別の動脈硬化の危険因子である事が疫学的に証明されているので、禁煙努力も並行して行うべき、とされています。
 

視力・眼圧・眼底検査

視力
検査の内容
裸眼もしくは眼鏡、コンタクトレンズをつけて測定します。
検査でわかること
以下のことがわかります。 

視力

基準値

要注意 異常
1.0以上 0.7〜0.9 0.6以下

 

検査の注意
老眼の判定はできません。
眼鏡は普段お使いのものをお持ちください。
 
眼圧
検査の内容
直接目に触れることなく空気を吹きつけて測定します。
まばたきすると眼圧が高く測定されますので、緊張しないようにします。 
 
検査前日の注意
コンタクトレンズは検査の際、はずしていただきます。
使い捨てコンタクトを使用されている方は予備をお持ちになるとよいでしょう。
 
検査でわかること
眼球の中は房水という液体によって圧力が保たれております。
これを眼圧といいます。
眼圧が高い場合は高眼圧症、または緑内障の疑いがあります。
緑内障は、成人での失明の原因第2位です。
眼圧が高い場合は精密検査の必要があります。

眼圧(単位:mmHg)

要注意

基準範囲 肥満
7未満 7〜21 22以上

 

眼底検査
検査の内容
目の奥の状態を調べる検査です。
通常眼底写真にて検査します。
 
当日の注意
コンタクトレンズはあらかじめ外していて下さい。
 
検査でわかること
動脈硬化の程度、高血圧、糖尿病による眼の合併症や緑内障・白内障の有無などを調べます。
次のような所見があります。

    • 黄斑(おうはん)変性

視力に影響を及ぼす黄斑部の変性があります

    • 視神経萎縮

視神経が萎縮しています。

    • 視神経乳頭・浮腫(ふしゅ)

視神経乳頭が充血してはれていて、ぶどう膜炎(下に説明有)や視神経炎などの炎症性疾患や脳内疾患の可能性もあります。

    • 硝子体(しょうしたい)混濁

硝子体ににごりが生じています。放置してよいものと治療が必要なものがあります。

    • 新生物

眼の中に腫瘍性の病変があります。

    • 中心性漿液(しょうえき)性網脈絡膜症

ストレスが関与しているとされる疾患です。放置してよいものと治療が必要なものがあります。

    • 乳頭陥凹(かんおう)

視神経乳頭陥凹(かんおう)が正常より拡大し、緑内障が疑われます。

    • 白内障(はくないしょう)

水晶体がにごり、視力障害やかすみ目が生じます。

    • ぶどう膜炎

ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)が炎症を起こしています。

    • 網膜色素変性

初期の症状は夜盲症で、視野が狭くなります。遺伝の要素が強く、治療が難しい疾患です。

    • 網膜出血

糖尿病、高血圧などの全身疾患や各種の眼科疾患で発症します。

    • 網膜前膜

    • 上膜

黄斑部を中心に形成される膜状物をいいます。視力障害が強い場合は硝子体手術をします。

    • 網膜中心静脈閉塞

網膜中心静脈が閉塞して網膜に障害を起こします。非虚血型と虚血型があり、そのタイプや重症度によって治療が異なります。

    • 網膜中心動脈閉塞

網膜中心動脈に血液が流れなくなり、突然の急激な視力障害が生じます。通常は片目だけに起こります。

    • 網膜剥離

裂孔原性(れっこうげんせい)と滲出性の網膜剥離があります。

    • 網膜浮腫(ふしゅ)

網膜内にむくみが起こっています。

    • 網脈絡膜萎縮、変性

網脈絡膜に萎縮、変性が見られます。放置してよいものと、治療が必要なものがあります。

    • 網脈絡膜腫瘍

悪性腫瘍を発症している可能性もあり、経過観察が必要です。

    • 緑内障(りょくないしょう)


眼圧値が正常でも、眼底写真で見つかることもあります。
 

聴力検査

主に、1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の聴力を調べます。
検査の内容
1000Hzと4000Hzの音が小さくても聞こえるかを調べます。
 
当日の注意
難聴の中には、長年、騒音にさらされたために起きることもあります。そんな環境にある場合には医師に伝えましょう。
 
検査でわかること
数字で表記される場合、1000Hzでは30dB(デシベル)以下、4000Hzでは40dB以下であれば異常なしです。
dBとは音圧の単位です。
あるいは次の用語で表記していることもあります。
「所見なし」とは聞こえたという結果です。
「所見あり」とは聞こえていないと言う結果です。

1000Hz(単位:dBデシベル

基準値

要注意 異常
30dB以下 35dB 40dB以上
4000Hz(単位:dBデシベル

基準値

要注意 異常
30dB以下 35dB 40dB以上

 

補足

    • 年齢とともに4000Hzの聴力は低下しますので、高齢者では40dB程度聞こえれば異常なし、と判定されることもあります。

    • 主に、1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の聴力を調べます。

 

呼吸機能検査

検査の内容
大きく息を吸ったり吐いたりして、肺の機能を評価する検査です。
正確に調べるために、精一杯吸ったり吐いたりしなくてはなりません。
 
当日の注意
難聴の中には、長年、騒音にさらされたために起きることもあります。そんな環境にある場合には医師に伝えましょう。
 
検査でわかること
1)%肺活量
年齢、性別、身長から算出された予測肺活量に対して、あなたの肺活量が何%であるかを調べます(%肺活量という)
80.0%以上が基準範囲です。
79.9%以下では肺のふくらみが悪いことを意味し、間質性肺炎(かんしつせいはいえん)や肺線維症(はいせんいしょう)などが考えられます。
2)1秒量
最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐きだせるかを調べます(1秒率という)
69.9%以下では慢性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)などの慢性閉塞性肺疾患が考えられます。

%肺活量(単位:%)

基準値

異常
80.0%以上 79.9%以下
1秒量(単位:%)

基準値

異常
70.0%以上 69.9%以下

 

検査に関わる疾患
慢性閉塞性疾患
肺気腫、慢性気管支炎などの肺の疾患です。
せき、たん、呼吸困難などの症状がみられます。
主な原因として喫煙があります。
進行すると在宅酸素療法が必要となります。
 

心電図

心電図検査です。
検査の内容
心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。
電流の流れ具合に異常がないかがわかります。
また1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定されます。
主にわかるのは、不整脈・虚血性心疾患・心肥大などがわかります。
詳しくは下記をご参照下さい。

I度房室ブロック

    • 心臓の上部での電気の流れに時間がかかることをいいます。

II度房室ブロック

    • 心臓内部の電気の流れが途絶えることをいいます。
      ウエンケバッハ型とモビッツ型Ⅱ型の2種類があります。
      心筋炎、冠動脈硬化のときなどに起こります。

2相性T(2そうせいT)

    • 心電図のT波は通常山型をしていますが、山と谷が結合した形に変化したもので、心筋の血液のめぐりが悪い場合などに見られます。

Q、QS型

    • 心電図のQ・R・S波は、上向きのR波と下向きのQ波、S波で成り立っています。
      そのうちQ波が著しく大きくなる場合をQ型、R波が消失したものをQS型といいます。
      心筋梗塞や心筋症など強い心筋障害によって見られます。

R-R'型(rsr'パターン)

    • 心室での電気の流れに時間がかかることをいいます。

R波減高

    • 心電図のR波の、波の高さが低くなっています。
      心筋障害、心膜の炎症、肺気腫のときなどに見られます。

ST上昇

    • 心電図のST部分が通常より上へシフトしています。
      心筋炎、心筋梗塞、ブルガーダ症候群のときに現れます。
      健康な若年者でも見られます。

ST低下

    • 心電図波形のうちでST部が通常より下がった状態です。
      心臓筋肉での血液の流れが悪い場合や、心臓の筋肉が厚くなった心筋症などで起こります。

T波増高

    • 心電図のT波は通常山型をしていますが、T波の高さが通常より高いことをいいます。
      心臓肥大、血液中のカリウムの過剰などが原因で起こります。

T波平低

    • 心電図波形のうちで通常は山型をしているT波が平らになった状態です。
      多くは心臓筋肉に負担がかかった状態や障害により起こります。
      健康な女性でも見られることがあります。

WPW症候群

    • 心房内に電流ルートに余分があり、そこを流れています。
      動悸発作を起こすことがあり、その場合は治療が必要です。

陰性T

    • 心電図波形のうちで通常は山型をしているT波が谷のようにへこんだ状態です。
      多くは心臓筋肉に負荷がかかった状態や障害によりおきます。

右脚(うきゃく)ブロック

    • 伝導路のなかで心臓の右側部分で電流が途絶え、左側から電流を流してもらっている状態をいいます。
      加齢とともに起こりやすくなる病態です。

右胸心(うきょうしん)

    • 左側にあるべき心臓が右側にあることをいいます。

右室肥大(うしつひだい)

    • 肺疾患や心臓弁膜症などで心臓の右室の心筋が厚くなったり、内腔が拡張していると考えられます。

右軸偏位(うじくへんい)

    • 心臓内の電気の流れは、通常は右上に存在する右房から下方にある左室と右室に流れますが、右側に偏って流れている状態です。

右房負荷(肺性P)

    • 先天性心疾患や肺高血圧などで右心房に負荷がかかっているために、心電図のP波が変化する所見です。

完全房室ブロック(III度房室ブロック)

    • 心臓の上方にある右心房から心室へ、電気が流れていきますが途中でブロックされた状態です。
      心房と心室が個々に独立して電気が発生します。
      人工ペースメーカによる治療を行います。

左脚(さきゃく)ブロック

    • 心電図の中で心臓の左側部分で電流が途絶え、右側から電流を流してもらっている状態をいいます。
      ほとんどの場合心臓疾患が原因で起こりますので、この原因を調べる必要があります。

左室肥大(さしつひだい)

    • 心臓弁膜症や高血圧などにより、心臓の左側にある左室の容積が大きくなったり、筋肉が肥大していることでみられる現象です。

左軸偏位(さじくへんい)

    • 心臓内の電気の流れは、通常は右上にある右房から下方の左室と右室に流れますが、左側に偏って流れています。

左房調律

    • 電気の発生源が通常の右房ではなく、左房より発生しています。

左房負荷(僧帽性P)

    • 僧帽弁狭窄などで左心房に負担がかかったときに、心電図のP波が変化する所見です。

上室性(じょうしつせい)期外収縮

    • 心臓の上部から余分な電気が発生して心臓を刺激する場合をいいます。
      緊張、興奮、ストレスなどで起こることもあります。
      動悸を感じる場合や頻回にでる場合は薬物で治療することもあります。

上室性頻拍

    • 電気の発生が心臓の上半分にある上室から高頻度に発生している状態をいいます。

心室性(しんしつせい)期外収縮

    • 電気の発生源が通常ではない心室部位から、通常のリズムよりも早く発生した状態をいいます。
      多くの心疾患のとき、または健康な人でも興奮、喫煙、過労の時などに見られます。出現頻度や原因、病状によっては治療が必要となることがあります。

心室調律

    • 通常の部位からの電気発生が止まり、心臓下部の心室から電気が出ている状態です。

心室内ブロック

    • 心室部分で電気の流れに時間がかかっています。

心室頻拍

    • 通常は右心房から電気発生しますが、下部にある心室から連続的、高頻度に電気が発生しています。すみやかに正常状態に戻す必要があります。

心房細動

    • 心臓の上の部分にある心房が無秩序に頻回かつ不定の興奮を起こしている状態です。左心房内部にある血液が塊となって血栓を作ることがあるため、治療を受ける必要があります。

低電位(ていでんい)

    • 心電図の波の高さが低くなる所見です。体内の水分貯留や肺に含まれる空気の増加などでおこります。

洞性徐脈

    • 正常な心電図波形ですが、心臓の電気発生が1分間に49回以下のものをいいます。洞機能不全のときのほか、健康な人でもスポーツをよく行っている人に見られます。

洞性頻脈

    • 正常な心電図波形ですが、心臓の電気発生が1分間に101回以上のものをいいます。発熱、心不全、甲状腺機能亢進症などの病的状態のときのほかに、健康な人でも緊張状態で見られます。

 

血液検査

検査でわかること
血液検査からわかることは多く、主に 

    • 貧血

    • 肝臓の異常

    • 腎臓の異常

    • 高脂血症糖尿病

などの病気が、わかります。
 
肝臓系検査
総たんぱく
血液中の総たんぱくの量を表します。
1)数値が低い場合、以下が疑われます。

    • 栄養障害

    • ネフローゼ症候群

    • がんなど

2)高い場合、以下が疑われます。

    • 多発性骨髄腫

    • 慢性炎症

    • 脱水など

総たんぱく(単位:g/dL)

異常

要注意

基準値 要注意 異常
5.9以下 6.0~6.4 6.5〜8.0 8.1~9.0 9.1以上

 

アルブミン
血液蛋白のうちで最も多く含まれるのがアルブミンです。
アルブミンは肝臓で合成されます。
肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群などで減少します。

アルブミン(単位:g/dL)
基準値 要注意 異常
4.0以上 3.6~3.9 3.5以下

 

AST(GOT)とALT(GPT)
AST(GOTともいう)は、心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素です。
ALT(GPTともいう)は肝臓に多く存在する酵素です。
数値が高い場合は急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎などが疑われます。
GOTのみが高い場合は心筋梗塞、筋肉疾患などが考えられます。

ASTとALT
(単位:U/L ユニットパーリットル
基準値 要注意 異常
30以下 31~50 51以上

 

γ-GTP
γ-GTPは、肝臓や胆道に異常があると血液中の数値が上昇します。
数値が高い場合は、アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、薬剤性肝障害が疑われます。

γ-GTP
(単位:U/L ユニットパーリットル
基準値 要注意 異常
50以下 51~100 101以上

 

腎臓系検査
クレアチニン(Cr)
アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物です。
筋肉量が多いほどその量も多くなるため、基準範囲に男女差があります。
腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。
数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味します。

クレアチニン(単位:㎎/dL)

性別

基準値 要注意 肥満
男性 1.00以下 1.01〜1.29 1.30以上
女性 0.70以下 0.71〜0.99 1.00以上

 

尿酸(UA)
尿酸値
尿酸は、たんぱく質の一種であるプリン体という物質が代謝された後の残りかすのようなものです。
この検査では尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうかを調べます。
高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。
高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積していき、突然関節痛を起こします。これを痛風発作といいます。
また、尿路結石も作られやすくなります。

尿酸値(単位:mg/dL)

要注意

基準値 要注意 異常
2.0以下 2.1〜7.0 7.1〜8.9 9.0以上

 

脂質系検査
総コレステロール(TC)
血液中にはコレステロールという脂質がふくまれています。
ホルモンや細胞膜をつくるうえで大切なものですが、増えすぎると動脈硬化を進め、心筋梗塞などにつながります。
1)数値が高い場合、以下が疑われます。

    • 動脈硬化

    • 脂質代謝異常

    • 甲状腺機能低下症

    • 家族性高脂血症など

2)数値が低い場合、以下が疑われます。

    • 栄養吸収障害

    • 低βリポたんぱく血症

    • 肝硬変など

総コレステロール(単位:mg/dL)

異常

基準値 要注意 異常
139以下 140~199 200~259 260以上

 

HDLコレステロール
善玉コレステロールと呼ばれるものです。
血液中の悪玉コレステロールを回収します。
少ないと、動脈硬化の危険性が高くなります。
数値が低いと、脂質代謝異常、動脈硬化が疑われます。

HDLコレステロール(単位:mg/dL)

異常

基準値 要注意 異常
29以下 30~39 40~119 120以上

 

LDLコレステロール
悪玉コレステロールとよばれるものです。
LDLコレステロールが多すぎると血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。

LDLコレステロール(単位:mg/dL)

要注意

基準値 要注意 異常
59以下 60~119 120~179  180以上

 

中性脂肪(TG)(トリグリセリド)
体内の中でもっとも多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。
数値が高いと動脈硬化を進行させます。
低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われます。

中性脂肪(TG)(単位:mg/dL)

要注意

基準値 要注意 異常
29以下 30~149 150~399  400以上

 

糖代謝系検査
血糖値(FPG)
糖とは血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されます。
測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかります。
数値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常が疑われます。

血糖値(単位: ㎎/dL)
基準値 要注意 異常
99以下 100~125 126以上

 

HbA1C(JDS)
HbA1C(ヘモグロビン・エーワン・シー)は、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかります。
また、空腹時血糖(FPG)が126mg/dL以上、かつHbA1c(JDS)6.1%以上(NGSPの場合は6.5%以上)なら糖尿病と判断します。

HbA1C(単位: %)
基準範囲 要注意 異常
5.1以下 5.2〜6.0 6.1以上

 

血球系検査
赤血球(RBC)
赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。
赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血が疑われます。

赤血球(単位:×10000/μL)
男性

異常

要注意

基準値 要注意 異常
359以下 360〜399 400〜539 540〜599
600以上
女性

異常

要注意

基準値 要注意 異常
329以下 330〜359 360〜489 490〜549
550以上

 

血色素(Hb)(ヘモグロビン)
血色素とは赤血球に含まれるヘムたんぱく質で、酸素の運搬役を果たします。
減少している場合、鉄欠乏性貧血などが考えられます。
 
ヘマトクリット(Ht)
血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。
数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症、脱水などが考えられます。
 
MCV・MCH・MCHC
MCVは赤血球の体積を表します。
MCHは赤血球に含まれる血色素量を表します。
MCHC赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。
1)数値が高い場合、以下が疑われます。

    • ビタミンB12欠乏性貧血

    • 葉酸欠乏性貧血

    • 過剰飲酒など

2)数値が低い場合、以下が疑われます。

    • 鉄欠乏性貧血

    • 慢性炎症にともなう貧血など

 
白血球(WBC)
白血球は細菌などから体を守る働きをしています。
数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の存在が疑われますが、どこの部位で発生しているかはわかりません。
たばこを吸っている人は高値となります。
少ない場合は、ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血などが疑われます。

白血球(単位:×1000/μL)

異常

要注意

基準値 要注意 異常
2.5以下 2.6~3.1 3.2~8.5 8.6~8.9  9.0以上

 

血小板数(PLT)
血小板は、出血したとき、その部分に粘着して出血を止める役割を果たしています。
1)数値が高い場合、以下が疑われます。

    • 血小板血症

    • 鉄欠乏性貧血など

2)数値が低い場合、以下が疑われます。

    • 再生不良性貧血などの骨髄での生産の低下

    • 特発性血小板減少性紫斑病などの体の組織での亢進

    • 肝硬変などの脾臓でのプーリングなど

血小板数(単位:×1000/μL)

異常

要注意

基準値 要注意 異常
9.9以下 10.0~12.9 13.0~34.9 35.0~39.9 40.0以上

 

感染症系検査
CRP
以下の理由で炎症が発生したときなどに、血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。

  • 細菌・ウィルスに感染する

  • がんなどにより組織の傷害がおきる

  • 免疫反応障害など

細菌・ウィルス感染、炎症、がんはないかを調べます。

CRP(単位: ㎎/dL)
基準範囲 要注意 異常
0.30以下 0.31〜0.99 1.00以上

 

梅毒反応
梅毒に感染しているかを調べます。
ただし、結核、膠原病など梅毒以外でも陽性になることがあり、これを生物学的偽陽性といいます。
陽性の場合は、区別するために精密検査を受けてください。

梅毒反応
基準範囲 異常
陰性(-) 陽性(+)

 

HBs抗原
B型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。

HBs抗原
基準範囲 異常
陰性(-) 陽性(+)

 

HCV抗原
C型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。

HCV抗原
基準範囲 異常
陰性(-) 陽性(+)

 

検尿検査

主に、尿蛋白、尿糖、尿沈渣(にょうちんさ)、尿潜血、尿比重について調べます。
 
尿蛋白
検査の内容
尿中のたんぱく質の量を調べます。
検査でわかること
血液は腎臓の中の不要物だけがろ過され、尿中に排泄されます。
正常であれば血液中の蛋白は腎臓ですべて再吸収されます。
腎機能が低下すると、体にとって必要な蛋白が腎臓からもれ出てきます。

尿蛋白
基準範囲 要注意 異常
陰性(-) (±)〜(+) (+2)以上

 

尿糖
検査の内容
尿中の糖分を調べる検査です。
検査でわかること
血液中の糖濃度がある値(おおよそで160~180mg/dL)を超えると、再吸収しきれなくなり尿中に糖が漏れ出てきます。
糖尿病、甲状腺機能亢進症や腎性糖尿などで陽性となります。
腎臓糖尿とは、血糖値が高くなくても尿糖が陽性になる病態で問題ありません。

尿糖
基準範囲 要注意 異常
陰性(-) (±) (+)

 

尿沈渣
検査の内容
尿を遠心分離器にかけてできた沈殿物を調べます。
検査でわかること
尿中に存在する物質の凝集が尿沈渣です。
さまざまな物質があり、その種類によってどのような疾患に由来する物であるかを判断します。
 
尿潜血
検査の内容
尿に血液が混じっていないかを調べます。
試験紙に浸して反応をみます。 
検査でわかること
試験紙に反応があれば、尿の通り道のどこかに出血源があります。
尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎などで陽性となります。
女性では病気なくても陽性になる率が高めです。

尿潜血
基準範囲 要注意 異常
陰性(-) (±)(+) (2+)以上

 

比重
検査の内容
蒸留水に対する尿の比重を調べます。
尿の中には、さまざまな物質が含まれているため、普通の水に比べて比重が高くなります。
この比重の変化を調べることで、腎機能の異常などを発見することができます。
腎臓は体内の状況に応じて、腎臓内で水分を再吸収して体内に戻したり、逆に多く排泄させたりします。
しかし、これらの働きが障害されたり、体内水分を調節するホルモンの異常により、尿比重は異常値を示します。
検査でわかること
試験紙に反応があれば、尿の通り道のどこかに出血源があります。
尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎などで陽性となります。
女性の場合は、病気なくても陽性になる率が高めです。
 

便潜血検査

主に、便潜血について調べます。 
検査の内容
便に血が混じっているかどうかを調べる検査です。
便を二回とって調べます。
検査でわかること
陽性(+)の場合、消化管の出血性の病気、大腸ポリープ、大腸がんなどが疑われます。
その場合は、大腸の検査が必要となります。

便潜血検査
異常なし 異常
2回とも(-) 1回でも(+)

 
胸部レントゲン検査

胸部X線の検査をします。 
検査の内容
胸部に背後からX線を照射します。
検査当日の注意
X線は放射線の一種ですが、一回の被曝量はきわめて低く(約0.06mSv)、極端な回数を重ねない限り人体への悪影響とは考えられません。
ただし妊娠中、または妊娠の可能性がある人は、胎児への影響が心配されますので申し出てください。
検査でわかること
肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水、気胸など、呼吸器の疾患の有無、その程度がわかります。
以下のような所見が見られます。
 
右胸心(うきょうしん)

    • 本来は胸部の左側にある心臓が右側にあります。

円形陰影

    • 4cm未満の丸い陰影。肺結核、肺腫瘍などの場合に見られます。

横隔膜高位・挙上

    • 胸部と腹部を隔てる横隔膜が通常よりも高い位置にあります。
      生まれつき、結腸ガスの増加、肝臓腫瘍などの場合に起こります。

間質性(かんしつせい)肺炎

    • 肺胞壁の間の間質部分に炎症を起こしています。

気管圧排(きかんあっぱい)・偏位

    • 気管の位置が外部の組織の影響により、左右いずれかに偏位しています。
      無気肺(下に説明有)、縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)などの場合に見られます。

気管支拡張像

    • 気管支が拡張しています。気管支拡張症などの場合に見られます。

気管狭窄(きかんきょうさく)

    • 気管が狭くなっています。
      肺結核、肺腫瘍(下に説明有)などによって起こります。

気胸(ききょう)

    • 肺胞という袋状の組織が融合した大きな袋が破れる病気です。
      ブラという空気の袋の破裂などが原因で起こります。

胸郭変形(きょうかくへんけい)

    • 肺の周りの骨格である胸郭の変形です。
      外傷、手術後、ハト胸などで起こります。

胸水(きょうすい)

    • 胸部に通常存在しない水がたまった状態です。
      心不全、腎不全、胸膜炎などの場合に見られます。

胸膜肥厚(きょうまくひこう)

    • 肺を包む胸膜が厚くなった状態です。
      過去の胸膜炎、肺感染症などが考えられます。

空洞性陰影

    • 病変により死んだ組織が排除され、その後に空間が形成されたものです。
      肺結核、真菌感染などによるものです。

結節影(けっせつえい)

    • 2~10mm未満の丸い陰影。
      過去の肺結核、肺腫瘍などの場合に見られます。

縦隔(じゅうかく)拡大

    • 左右の肺の間を縦隔といい、この幅が広くなっている所見です。
      腫瘍、食道拡張などで見られます。

縦隔リンパ節腫大

    • 左右の肺の間にある縦隔のリンパ節が腫れています。
      悪性リンパ腫やサルコイドーシスなどで起こります。

心陰影拡大

    • 心臓の陰影の幅が胸の横幅の50%よりも大きくなっています。
      肥満、心不全、心臓弁膜症などの場合に見られます。

側弯症(そくわんしょう)

    • 背骨が、後ろまたは左右どちらかに湾曲しています。

線状・索状影(さくじょうえい)

    • 太さが1~2mmの細い陰影を線状、2~3mmのやや太い陰影を索状影といいます。
      過去の肺感染症などの場合に現れます。

大動脈拡張像

    • 大動脈の径が拡大しています。
      大動脈弁閉鎖不全、大動脈瘤などの場合に見られます。

大動脈弓突出

    • 大動脈の上部はループを描いて走行していますが、そのループが大きく拡大しています。動脈硬化などの場合に見られます。

大動脈蛇行

    • 大動脈が弯曲して走行しています。
      動脈硬化、大動脈瘤などの場合に見られます。

大動脈石灰化影

    • 大動脈にカルシウムが沈着しています。動脈硬化などの場合に見られます。

陳旧性(ちんきゅうせい)胸膜炎

    • 過去に肺を包む胸膜に炎症がおき、それが治癒した痕です。

軟部陰影の異常

    • 肺周囲の筋肉や脂肪などの部位に異常が見られるものです。脂肪腫などで起こります。

嚢胞またはブラ

    • 肺胞の壁の破壊や拡張によって、隣接する肺胞と融合した大きな袋になったものをいいます。
      これが破れると自然気胸という病気が起こります。

肺気腫(はいきしゅ)

    • 正常な肺の袋状構造が拡張ならびに破壊される病気のこと。

肺腫瘍

    • 肺の組織に発生した腫瘍をいいます。良性か悪性かをCT検査などで診断する必要があります。

肺線維症(はいせんいしょう)

    • 肺組織が線維化を起こしている病気です。

肺門部(はいもんぶ)(リンパ節)腫大(しゅだい)

    • 左右の肺の間にあり気管や血管の出入り口になっている部分がはれていることをいいます。
      多数のリンパ節が存在します。
      肺腫瘍,肺結核、サルコイドーシスなどで起こります。

肺野透過性亢進(はいやとうかせこうしん)

    • 肺が正常よりも黒く見えることをいいます。
      肺気腫などの場合に見られます。

びまん性粒状影

    • 直径数mm以下の顆粒状の陰影が多数見られる状態です。
      肺結核、びまん性汎細気管支炎などで起こります。

びまん性網状影

    • 肺間質(はいかんしつ)の肥厚によってできる網の目状に見える陰影が広範囲に拡がる所見です。
      肺線維症、サルコイドーシスなどに見られます。

無気肺(むきはい)

    • 気管支が肺腫瘍や異物などにより閉塞し、空気の出入りがなくなったために、部分的に肺容積が縮んだ所見です。

 
上部消化管造影検査(バリウム検査)

上部消化管X線の検査をします。
検査の内容
造影剤のバリウム液を飲んで、食道から胃、十二指腸までをX線写真で映し出す検査です。
前日までの注意
検査当日は胃をカラにしておく必要があります。
受診する施設の注意に従ってください。
ただし、ふだん服用している薬については、あらかじめ主治医、あるいは受診する施設に相談してください。
検査当日の注意
X線は放射線の一種ですが、一回の被曝量(3~4mSv)です。
日本人一人平均約5mSvを受けており、医療従事者や原発従業員などの職業被ばくの年間線量限度は最大50mSvです。
年1回の検査では人体への悪影響とは考えられません。 
ただし妊娠中、または妊娠の可能性がある人は、胎児への影響が心配されますので申し出てください。
 
上部消化管X線検査終了後には、下剤を服用してバリウムの排泄を促します。
白い便が出るのはこのバリウムによるものです。
便秘がちの人は、検査終了後に多くの水を飲んでください。
 
検査でわかること
胃、十二指腸のポリープ、潰瘍(かいよう)やがんなどが発見できます。
潰瘍やがんによって粘膜面に凹凸が生じて、バリウムの「たまり」や「抜け」として現れます。

アカラシア

    • 食道下部の筋肉の運動異常によって、通過障害とともに、口側の食道が異常に拡張する病変をいいます。

圧排像

    • 周囲の臓器や腫瘍などにより、押されているときに見られます。

胃潰瘍

    • 胃粘膜に起こる限局性の組織欠損をいいます。

胃潰瘍瘢痕

    • 潰瘍が治り、粘膜が修復されたときにできた変化をいいます。

位胃外(腹部)石灰化像

    • 胃の周囲に白い陰影がある場合をいい、胆石、尿路結石、カルシウムが沈着したリンパ節などが考えられます。

胃陥凹性病変

    • 表面が凹んだ性状の病変をいいます。腫瘍、潰瘍などで見られます。

胃憩室(けいしつ)

    • 胃壁の一部が外方へ袋状に突出したものです。放置してかまいません。

胃粘膜下腫瘍

    • 胃粘膜の下から発生したこぶ状の病変をいいます。
      超音波内視鏡で性状を確認します。

胃隆起性病変

    • 肺表面が盛り上がった性状の病変をいいます。
      腫瘍、ポリープなどの場合に見られます。

陰影欠損

    • 腫瘍、ポリープなどの隆起性病変により、白いバリウムの中に黒い虫喰い像を認める所見です。

拡張

    • 内腔が拡がっていることをいいます。食道アカラシアなどで見られます。

狭窄(きょうさく)

    • 内腔が狭くなっていることをいいます。
      潰瘍の治ったあとや手術後、腫瘍がある場合などに見られます。

憩室(けいしつ)

    • 壁が一部外方へ袋状に突出したものです。
      胃・十二指腸では問題ありません。

十二指腸潰瘍

    • 十二指腸粘膜がえぐれた病変のことです。

十二指腸潰瘍瘢痕(はんこん)

    • 潰瘍が治り粘膜が修復されたときにできた変化です。

十二指腸憩室

    • 壁の一部が外側に向かって袋状に拡張した状態です。

食道憩室

    • 食道の壁が一部外方へ袋状に突出したものです。

食道腫瘍

    • 食道に発生した腫瘍のことをいいます。
      精密検査を行って悪性かどうかを調べます。

食道裂孔ヘルニア

    • 本来腹部にある胃の一部が横隔膜の食道裂孔という穴を通って胸部内に入り込んだ状態です。
      胸焼け、胸部圧迫感などが現れます。

伸展不良

    • バリウムと空気を入れても内腔が広がらないことをいいます。
      潰瘍、腫瘍などの場合があります。

透亮像(とうりょうぞう)

    • 周囲に比べて黒く写る所見をいいます。ポリープ、腫瘍などの場合があります。

ニッシェ

    • 大バリウムが凹んだ部分にたまった所見をいいます。潰瘍が考えられます。

二重輪郭

    • 胃の辺縁が二重に写る所見をいいます。胃潰瘍やその瘢痕などの場合があります。

粘膜不整

    • 粘膜が凸凹している所見をいいます。潰瘍、腫瘍などの場合があります。

バリウム斑

    • 粘膜が凹んでいる部分にバリウムがたまる所見をいいます。
    • 潰瘍、腫瘍などの場合があります。

ひだ集中

    • 膜ひだが一か所に寄り集まっている所見をいいます。
      潰瘍、腫瘍などの場合があります。

変形(弯入を含む)

    • 潰瘍、腫瘍などにより、形が変形していることをいいます。

ポリープ

    • 粘膜から局所的に隆起した腫瘤をいいます。

 
婦人科検診(乳がん・子宮がん検診)

乳がん検診(触診・マンモグラフィー検査)
主に、乳房触診乳房X線(マンモグラフィー)によって調べます。
乳房触診の内容
乳房の皮膚に変化があるか、さわってみてしこりがあるか、乳首から異常分泌物がないかなどをみます。
乳房触診でわかること
以下の疾患が疑われます。
乳腺腫瘤
乳房にふれた腫瘤(しこり)は腫瘍の可能性もあり、良性か悪性かを判断するために画像検査で調べる必要があります。
乳腺症
乳房に腺増生と萎縮をきたす良性の病変です。
境界が不鮮明で不規則な乳腺がふれます。
真の腫瘤との鑑別のため、画像検査が追加されることもあります。
乳房X線の内容
乳房の病変をX線(マンモグラフィー)をつかって調べます。
病変がある場合、良性か悪性かの判断の指針となります。
検査の注意
X線をつかうので、妊娠中の人には適しません。
妊娠の可能性がある人も必ず申し出てください。
乳房を圧迫装置ではさんで撮影するため、多少の痛みがあります。
乳房の小さい人のほうが痛みがあるようです。
検査でわかること
画像検査では、カテゴリーの1~5に分類されます。
多くの場合、カテゴリー3では経過観察か精密検査、4・5では精密検査が必要となります。

画像検査・カテゴリー分類
カテゴリー分類 詳細説明
カテゴリー1 異常ありません。
カテゴリー2 石灰化した繊維腺腫、乳管拡張症などによる多発石灰化、脂肪腫、乳房内リンパ節、豊胸手術による影響など、明らかに良性と診断できる所見です。
カテゴリー3 良性の可能性が高いが、悪性の可能性も否定できない場合です。
超音波検査などの追加検査が必要です。
カテゴリー4 石悪性の疑いがあります。
悪性の可能性が高い病変で、他の検査が必要になります。
カテゴリー5 ほぼ乳がんと考えてよい病変があります。
さらなる検査が必要です。

 

子宮頸部細胞診検査
主に、女性器の診察、および子宮頸部細胞診の検査をします。
子宮頸部細胞診の内容
膣口から細い器具を挿入し、子宮頸部の粘膜から細胞を採取。
顕微鏡で調べる検査です。
検査の前に
検査前に排便・排尿をすませ、リラックスして受けましょう。
子宮頸部細胞診の前に行われる検査としてコルポスコピーを行うことがあります。
子宮頸部を拡大鏡で見る画像検査です。
検査でわかること
細胞診検査により、子宮頸がんの早期発見につながります。