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血液浄化センター
〜安全・安心感のある看護をめざして〜

ご案内


*平成29年10月1日より渡辺廉也医師が就任致しました日本腎臓内科腎臓専門医、日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医の各資格を持っています。花城医師と共に更に血液浄化センターの充実を計ってゆきたいと考えております*

**平成28年8月1日より花城徹先生が着任致しました。花城徹先生は「日本透析医学会専門医」「日本急性血液浄化学会認定指導者」「日本内科学会認定内科医」「日本抗加齢学会専門医」の各資格を持っています**


①<当院で施行可能な血液浄化療法>
血液透析(HD)    血漿交換(PE)
血液濾過(HF)    エンドキシン吸着療法(PMX)
血液透析濾過(HDF) 白血球除去療(LCAP/GCAP)
腹水濃縮(CART)
 上記の血液浄化療法の種類と対象疾患は以下の通りです。

・療法        :  対象疾患
・血液透析,血液濾過透析 : 急性腎不全,慢性腎不全
血漿交換療法: 関節リウマチ,全身性エリテマトーデス,ギランバレー症候群,             重症筋無力症などの内科疾患,肝不全,劇症肝炎
血液吸着療法  : 急性薬物中毒,敗血症性ショックによるエンドトキシンショック
・白血球除去療法潰瘍性大腸炎,関節リウマチ
・持続的血液濾過透析:多臓器不全(肝不全,重症膵炎などを含む)


②<ベッド数>

  22床  全ベッド:電動ベッド・液晶テレビ付
③<スタッフ>
 ・医師; 日本透析医学会専門医:花城徹
      日本腎臓学会腎臓専門医:渡辺廉也
      常勤5名(内科医4名、外科2名(シャント作成・PTA))
      非常勤2名(腎臓内科医)
 ・看護師; 12名
 ・臨床工学士; 1名

④<透析日および開始時間のご案内>

  • 透 析 開 始 時 間 ・・ ・ 月 ・火・ 水 ・ 木・金・
  • 午前(08:00〜09:00) ・○ ・○ ・○ ・○ ・○ ・
  • 夜間(15:00〜18:00) ・ ・— ・○ ・ — ・○・


血液透析療法について

腎臓の役割

腎臓は腰のやや上辺り、背骨に近い部位に存在し、そら豆の形をした左右に一対の大切な臓器です。
私達の体にとって不要となった物質を血液の中から取り出して尿として排出する役目があります。
1日にからだの3倍(約180㍑)もの量の水をふるいにかけ、腎臓で通過した水や物質の99%をまた再吸収し、残りの1㍑だけを尿として体外に排出します。それ以外にも腎臓には「血液中の水分や塩分のバランスを一定に保つ」「ホルモンを分泌し、赤血球を増やす」「ビタミンDを活性化し、骨を丈夫にする」「 血圧を適切にコントロールする」 など様々な大切な機能を有しています

もしも、色々な原因で腎臓の働きが悪くなると、老廃物や余分な水分を身体の外へ排出できなくなり、食欲不振や体調不良の原因になります。また、貧血を起こしたり、骨がもろくなったりします。

この様な大切な働きがある腎臓が機能しなくなった場合に、人工透析装置を使って、腎臓の役割を果たしてもらうのが血液透析療法です。

血液透析とは

腎不全や薬物中毒などの患者さんに対して、生体腎の代替・補助を目的 に考案された装置が、人工腎臓・いわゆる透析回路です。装置の改良改善が進んで、依然と較べ沢山のことが可能となってきています。血液の中からフィルターを通して、必要なものは体に返して、必要でないものだけを取り出して行くシステムで、拡散と限外濾過とう原理を使用して、次にあげるような状態を是正・除去する機能をもっています。

人工透析装置中に行われることは

透析中に行われている主なものは
① たんぱく代謝産物の除去:体内に蓄積した尿素、クレアチニン、尿酸などのたんぱく代謝産物を除去しています。
②水・電解質バランスの是正:腎機能が低下した状態では、K・P等も体内に貯留し血中濃度が上昇し、また摂取状態にもよるが、水・Naも過剰になりやすい。一方、CaやHCO3の血中濃度は低下しCa欠乏や代謝性アシドーシスに陥りやすい人工腎臓はこれらの電解質バランスを是正しながら行われています。
③ 薬物・毒物の除去:腎機能が低下した状態では薬物や物質が貯留しやすく、薬の内容によって代謝経路の違いもあるため、薬の投与量にも注意が必要となり、更に透析装置で除去される割合も変化してくるため十分な薬物管理が重要となります。
④ホルモン分泌機能障害の是正:腎不全では高血圧や貧血が発生しやすく、またCa欠乏の状態やPの過剰になりやいため、採決などでチェックしながら是正を行って行きます。


透析療法について、患者さん向けのマニュアルが奈良県医師会の作成されていますのでご参考にされたらよろしいかも知れません
奈良県医師会透析部:透析療法マニュアル

取り組み・課題

透析人口の増加と原因疾患の変化

 血液浄化センターでは現在血液透析が最多で行われています。現在日本の人口の約500人に1人が透析療法を受けています。近年急増する傾向にあります。透析に至る原因疾患は、平成10年より糖尿病に起因する腎障害が第一位となりました。今後もさらに増加していくと思われます。
新規血液透析導入患者の高齢化、糖尿病性腎不全患者の割合の増加、長期維持透析に伴う合併症の多様化が今後課題となっています。

全身管理の重要性

 糖尿病はもちろんのこと、それ以外の腎障害による腎不全においても、心血管系の合併症(心不全,心筋梗塞,脳梗塞,脳出血など)が非常に起こりやすく、全身管理が要求される機会が増えてきています。

また透析患者の高齢化により脳・心血管障害、視力障害、歩行障害、痴呆を伴う方が増加しています。また、長期の維持透析に伴う低血圧症、骨・関節疾患、動静脈シャントのトラブルなど、問題解決に時間を要する例が増加しています。

当院の特色

現在の透析療法は全人的診療を必要としており、臨床各科からの集学的支援が重要となってきました。当院では腎臓内科、泌尿器科を中心に診療を行いながら、シャント形成やトラブルには外科も参加し、循環器内科・糖尿病専門医とも連携をとりながら、必要に応じ整形外科・脳外科の診察治療を行える体制を徐々に作り上げています。

今後の取り組み

多様化や重症化などに伴う仕事量が増える一方、医療費の制約の中で、増加する腎不全患者に高度で安全な医療を提供する為には、診療の安全性と効率化を追及する必要性が生じています。全人的視野に立って患者様によりよい医療を提供出来るように努力して参ります。


器機紹介


那覇市上之屋1-3-1
電話:098-867-2116
http://omoromachi-mc.jp